部屋物語

一人暮らしで気になる洗濯やお風呂、掃除でタブーの時間帯やゴミ捨てのルール

これまで実家などで、自分の部屋の掃除くらいはすることはあったけれど、洗濯やゴミ捨てなどはすべて任せていたという方もいるでしょう。

 

また、隣家との距離が離れている一戸建てに住んでいた方の場合、洗濯したりお風呂に入る時間まで気を使ったことはなかったという場合もあるかもしれません。

 

しかし、アパートやマンションなどの賃貸住宅を借りて一人暮らしをする場合、同じ建物に住む住人とトラブルにならないように、様々なことに気を使ったり注意しなければなりません。

 

そこで、洗濯やお風呂、掃除などを行わないほうがよい時間帯や、ゴミ捨ての注意点など、気をつけておいたほうがよいポイントを確認しておきましょう。

 

洗濯

洗濯置き場は、室内に設置スペースがある場合と、バルコニーなど室外に置く必要がある場合など物件によって異なります。

 

ただ、いずれにしても集合住宅の場合、隣や階下、階上に対して配慮が必要ですので、早朝や夜中に洗濯機を使用することは避けましょう。

 

また、一人暮らしの場合、仕事などで帰宅時間が遅くなるため、洗濯物を取り込むのが夜になる場合もあるかもしれません。

 

そのため、外に洗濯物を干すのは不安だからと部屋干しする方も少なくないでしょうが、この場合に注意しておきたいポイントがいくつかあります。

 

部屋干しする時のポイント

まず、部屋干しした洗濯物は、すっきり乾ききらない上に悪臭などが発生していることで、再度洗い直しが必要な場合もあります。

 

服をすっきり渇かすためには、水分を蒸発させて空気中へ飛ばさなければなりませんし、悪臭を発生させないためには雑菌が繁殖しないように干すことが必要です。

 

これらの問題を解決するために、できるだけ空気を循環させた状態で部屋干しすることが必要になります。

 

カーテンレールなど、窓に近い位置に洗濯物を干すと乾きにくいので、ハンガーラックなどを使用し、周りに何もない状態で干すようにしましょう。

 

窓を開け、換気扇もつけた状態で空気を循環させる工夫も必要ですが、夜間や外出時には窓を閉めておくことは忘れないようにしてください。

 

お風呂

賃貸住宅を契約する時の賃貸借契約を確認しても、お風呂は何時から何時までに利用することといった規約はなされていないことが一般的です。

 

そもそもお風呂に入ることで発生する音は生活音なので、正式には騒音として扱われることはありません。そのため、本来なら何時に入っても問題ないと考えられますが、集合住宅の場合には隣や階下、階上の方に音が響いて迷惑にならないように注意が必要です。

 

しかし、仕事内容によっては帰宅時間が不規則かもしれませんし、夜勤などがある場合には深夜や朝方になることもあるでしょう。帰宅してお風呂に入り、ゆっくり眠りにつきたいと考えるのは当然ですので、そのような場合には特にシャワーの音に注意しておいてください。

 

お風呂場の床にお湯や水が落ちる音は、静かな状態では響きやすくなります。桶で湯船のお湯をすくい流す音や、桶を置く時や椅子を移動させる時に生じる音なども響きやすいです。

 

シャワーをなるべく弱くし、お風呂場の床にマットを敷いたり、桶や椅子の底にはゴムなどクッションになるものを付けておくことで多少は改善されるはずです。また、湯船に溜めたお湯は日中に排水するか、もしくは洗濯用に使用したり、地震などが起きた時のために溜めておくといった工夫も行いましょう。

 

 

掃除

一人暮らしの場合、掃除は1週間に1回程度でよいと考える方も少なくありません。しかし、どんなに忙しくても、毎日掃除機でホコリを吸い取っておかなければ気になると言う方もいるでしょう。

 

特に一人暮らしの方で、掃除機をかけるのは週1回でよいと考える場合、休日の午前中などに掃除をしてその日1日すっきり過ごすという方も少なくないでしょう。

 

掃除機をかけることが多い時間帯は朝の8時から11時台までのことが多いようですが、仕事をしていれば休日でもない限り、この時間帯に掃除機をかけることができるとも限りません。

 

掃除に限らず、洗濯やお風呂などの生活音で、隣や階下、階上の方が迷惑だと感じることが多い時間帯は、朝6時よりも前の時間帯と、夜21時以降の時間帯のことが多いようです。

 

建物の構造などによっても音の伝わり方は異なりますので、木造など音が伝わりやすい構造の場合は、特に注意が必要になると考えておきましょう。

 

ゴミ捨て

これまで住んでいた地域と異なる地域に引越しした場合、ゴミ捨てのルールがまったく異なることで最初は戸惑うことが多いようです。

 

燃えるゴミと不燃物、空き缶や空きびんなどへの分類を行うことはどの地域でも同じでしょうが、さらに細かな分類が必要な地域もあります。

 

また、ゴミを出す時間帯も、午前または夜に出さなければならないと決められている地域もあれば、24時間何曜日に出してもよいという場合もあるようです。

 

ゴミ捨てのルールは、地域やその物件によって異なるため、必ず事前に確認するようにしましょう。

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