コラム

介護士のための清潔感のある自然な印象のメイクのコツ

介護士の方は、日々患者様と接する仕事をされているため、清潔感のある自然な印象のメイクが求められます。

介護現場でのメイクは、普段の生活でのメイクとは異なり、汗や水分による崩れや、患者様に不安を与えるような派手なメイクは避けなければなりません。

美しくあることは、仕事に対する自信や、患者様との信頼関係を築く上でも大切な要素です。

そこで、今回は、介護士の方々が実践すべきメイクの方法やコツについてご紹介します。

基本となるスキンケアから学びましょう

美しいメイクをするためには、まずは肌の健康が大切です。介護現場では、患者様の身体を触れることが多いため、手荒れや肌荒れが起こりやすく、メイク崩れの原因にもなります。そこで、まずはスキンケアをしっかり行いましょう。

洗顔

肌の汚れを落とし、毛穴を開いて、次のスキンケアの浸透を良くするために、洗顔は大切なステップです。ただし、介護現場では、手洗いや消毒など、手指の衛生管理が必要な場面が多いため、顔を触った手で洗顔することは避けましょう。

化粧水

洗顔後の肌は、乾燥しているため、保湿が必要です。保湿効果のある化粧水を使って、肌をしっかり潤してください。また、敏感肌の場合は、アルコールフリーの化粧水を選ぶことが大切です。

美容液・クリーム

保湿効果が高い美容液やクリームを使い、肌の乾燥を防ぎましょう。乾燥肌の場合は、保湿力の高いものを選び、脂性肌の場合は、軽いテクスチャーのものを選びましょう。

日焼け止め

介護現場では、外に出る機会が多いため、日焼け止めを使うことが大切です。スキンケアの最後に、日焼け止めを塗って、肌を守りましょう。

 

基本メイクを学びましょう

介護士の基本的なメイクは、清潔感があり、自然な印象を与えるものが求められます。また、介護現場では、患者様に不安を与えることのない、控えめなメイクが望ましいとされています。

ファンデーション

ファンデーションは、肌の色を整え、肌の凹凸を補正し、美肌効果を与えるために重要な役割を持ちます。しかし、過剰な量を使うと厚塗り感が出てしまい、清潔感を損ねる原因になります。適度な量を指先に取り、顔全体に薄く伸ばしましょう。また、肌のトーンに合わせた色を選ぶことが重要です。

チーク

チークは、顔に立体感を与えるために使われます。控えめなピンクやベージュ系の色を使い、薄くぼかして自然な印象を与えるようにしましょう。ただし、介護現場では、明るい色や濃い色のチークは避けるべきです。

アイシャドウ

アイシャドウは、目元に深みを与え、印象を強くするために使われます。しかし、介護現場では、華やかすぎる色や、濃すぎる色は避けるべきです。代わりに、ベージュ系やブラウン系の自然な色を使い、目元を明るくするようにしましょう。

アイライン

アイラインは、目元を強調するために使われます。しかし、介護現場では、過剰なアイラインは禁止されることが多く、自然な印象を与えるために細めのラインを描くようにしましょう。また、ペンシルタイプのアイライナーよりも、リキッドタイプのアイライナーが目元に自然な印象を与えることができます。

マスカラ

マスカラは、まつ毛を長く、濃く、美しく見せるために使われます。しかし、介護現場では、まつ毛を過剰に太く見せることは避けましょう。ナチュラルな仕上がりになるように、まつ毛の根元からしっかりめに、やや短めに仕上げるようにしましょう。また、マスカラの色はブラックが一般的ですが、控えめなブラウン系の色を使うことで、より自然な印象を与えることができます。

リップ

リップは、口元を華やかに見せるために使われます。介護現場では、鮮やかすぎる色やグロスタイプのリップは避け、落ち着いた色味のマットタイプのリップを使うようにしましょう。また、乾燥が気になる場合は、リップクリームを使って唇を保湿することも大切です。

 

介護士のメイクのポイント

介護士のメイクには、以下のようなポイントがあります。

清潔感を重視する

介護士のメイクは、清潔感があることが求められます。過剰なメイクや不潔な印象のあるメイクは、患者様に不安を与える原因になるため、清潔感を重視した自然なメイクが望ましいです。

自然な印象を与える

介護現場では、患者様に自然な印象を与えることが大切です。過剰な装飾や、派手なメイクは避け、自然な印象を与えるように心がけましょう。

メイクの崩れに注意する

介護現場は、汗や水分などの影響を受けることが多いため、メイクが崩れやすくなります。メイクの崩れを防ぐためには、下地をしっかりと塗ることや、化粧直しをすることが大切です。

患者様の状態に合わせたメイクをする

介護士は、患者様の状態に合わせたメイクをすることが求められます。例えば、視力の低下がある場合は、メイクの濃さを調整する必要があります。また、口腔内の状態が悪い場合は、口紅を控えるようにするなど、細かい配慮が必要です。

 

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